§§§ハニィブレッド§§§

821マアコの自家製天然酵母パン記録

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寺山修司ノート

「何百万の星のどれかに咲いている
たった一輪の星をながめるだけでしあわせだ」とサン・テグジュペリの星の王子さまは言っている。
だが「見えないものを見る」とゆう哲学が、「見えるものを見ない」ことによって幸福論の緒口をつなごうとしているのだとしたら、私たちは「見てしまった」多くの歴史と、
どのようにかかわらなければならないだろうか?
「大人になった星の王子さまは、何になると思う?」と問いかけるたびに、女学生たちはいやな顔をした。
「星の王子さまは大人になんかならずに、
永遠に王子さまのままでいる」と、
彼女たちは思いこみたいことだろう。
だが、星の王子さまの大人になってしまった無惨な姿はあちこちに見出される。
浅草の銭湯の番台や、自衛隊宿舎や、大学の共闘会議や、ゲイバーの片隅に。
そしてこうした「星の王子さま」を捨ててきた人たち、「見えるものを見てしまった」人たちが、
もっとも深く現実原則と
心的な力との葛藤になやみながら
歴史を変えてゆく力になってゆくのである。
私はこの戯曲で復讐をしたいと思った。
「星の王子さま」にではなく、
「星の王子さま」を愛読した
私自身の少年時代に、である。
私は、今やバオバブの木に棲む一人である。
そして、夜になると出て行って
花を食べるヒツジに化ける。
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    2009/03/02(月) 22:08:20| | トラックバック:0
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